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せいろの選び方・使い方

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せいろ 選び方 使い方

1. 「せいろ」とは?

蒸篭(せいろ)とは、竹や木でつくられた蒸し器のこと。
お湯を沸かした鍋の上に置いて、下からの蒸気で蒸します。

せいろとは せいろとは

ステンレスやアルミなどの金属製の蒸し器に比べ、せいろは熱の伝わり方がやさしく、蒸しているときも、蒸しあがった後も水分の調整をしてくれるので、水滴が食材に戻ることなく、冷めても美味しく食べられます。

おこわはふっくらもちもちに、野菜は驚くほどホクホクに蒸しあがります。
そのまま食卓に並べることができるのも嬉しいですね。

2. せいろの種類と特長

せいろには2種類あり、それぞれおすすめの使い方や料理があります。

和せいろ

厚みのある木製の蓋と、曲げ物の身で構成。底のすのこは外せるようになっています。
中華せいろよりも深さがあります。
重い蓋で蒸気を閉じ込めるので、中華せいろよりも短時間で蒸しあがります。

和せいろ 和せいろ

和せいろ 和せいろ

和せいろで作るおすすめ料理

茶わん蒸し、おこわ、お芋、蒸しパンなど

 

中華せいろ

ドーム型に編まれた竹製の蓋と曲げ物の身で構成。枠とすのこが一体になっています。
蒸気を逃がしやすいので水滴が食材に落ちにくいです。
浅いので数段重ねて使うことができます。

中華せいろ 中華せいろ

中華せいろ 中華せいろ

中華せいろで作るおすすめ料理

野菜、シュウマイ、中華まん、肉、魚など

3. せいろの選び方

おすすめのサイズ

・1人分 ・・・15~21cm

・2人分 ・・・21~24cm お好みで2段

・3人分~・・・24cm以上 2~3段

蒸したい食材や用途によって大きさや段数をお選びください。

鍋と蒸し板

せいろと鍋セットでの販売もありますが、ご家庭にある鍋でもせいろは使えます。
せいろと鍋のサイズが合わない場合でも「蒸し板」を使えば大丈夫!
鍋とせいろの間にかませて使えば、せいろが不安定になったり、焦げたりするのを防いでくれます。

蒸し板

4. せいろの使い方

使うのが難しそうだと思われがちなせいろですが、実はとってもカンタン!
鍋に湯を沸かし、食材を入れたせいろをセットするだけなのです。

①ご使用前にせいろ全体を水かぬるま湯に15分程浸けます。

せいろの使い方

②鍋にたっぷりの湯を沸かします。
蒸し板を使う場合は、鍋の上に蒸し板を乗せます。

せいろの使い方

③十分に蒸気があがったら、せいろに濡らした蒸し布(野菜の葉やクッキングシート、濡れふきんなどでもOK)を敷き材料を入れたせいろを乗せます。
蓋から水滴が落ちるのが気になるようであれば、蓋と身の間にも蒸し布を一枚はさみます。

せいろの使い方

④食材によって蒸し時間を加減して蒸しあげます。
鍋のお湯が少なくなってきたら、お湯を足します。

せいろの使い方

5. せいろのお手入れ方法

棕櫚の束子と粉末クレンザーで丁寧に洗います。
しっかりとすすぎ、風通しの良い場所で陰干しをします。
乾いたら紙か綿布に包んで保管します

せいろのお手入れ方法

6. せいろを使っているスタッフのコメント

蒸し料理が好きで、外食のときに飲茶やせいろ蒸しを好んで食べていたので、元々せいろには興味がありましたが、自分で使うには難しそう…と思っていました。
入社してからせいろを使う機会があり、初めてせいろの使い方を学びました。
思っていたよりもずっと簡単に蒸しあがり、食べてみると期待以上の美味しさ・・・!蒸し野菜は甘くてホックホク、茶碗蒸しは絶品でした。「これを家族にも食べさせたい!」と思い、さっそくせいろを購入。夫と息子の3人家族で、中華せいろを3段で使っています。
忙しい平日の夜でも、野菜やお肉を入れて蒸すだけで一品出来上がり。息子も喜んで食べます。時短にもなるので、せいろは我が家では欠かせないアイテムとなっています。

中華せいろ 中華せいろ

7. Q&A

Q.蒸和せいろと中華せいろの違いは何ですか?

A.和せいろは深さがあり、重い蓋で蒸気を閉じ込めるので、中華せいろよりも短時間で蒸しあがります。
中華せいろは浅いので数段重ねて使うことができ、蒸気を逃がしやすいので水滴が食材に落ちにくいです。

Q.せいろは何段まで重ねて使えますか?

A.蒸気の浸透を考えると、和せいろは2段、中華せいろは3段まで重ねてお使いいただけます。

Q.蒸し上がりの目安はありますか?

A.蒸し時間は材料の質や大きさによって変わるので、途中で竹串をさすなどして確かめます。さした竹串になにもついてこなければ、蒸し上がったという目安になります。

Q.せいろは家庭の鍋でも使用できますか?

A.せいろと鍋はサイズの合ったものを一緒にそろえるのがおすすめですが、手持ちの鍋を利用する場合はサイズを計ってご使用ください。せいろの木部が鍋の外側に出ていると、ガスコンロの火で焦げたり焼けたりする危険がありますのでご注意ください。

Q.蒸し板は必要ですか?

A.鍋とせいろのサイズが合わない場合にご使用ください。IH対応の鍋にのせて使用していただくことも可能です。

Q.蒸し布は必要ですか?

A.蓋から水滴が落ちるのが気になる場合は蓋と身の間に蒸し布を一枚はさむことをおすすめします。  適度に水分を逃がし、水滴が落ちるのを防ぎます。  また、せいろの底に敷くとこびりつかず、布ごと引き上げられて便利です。

Q.せいろは洗剤で洗えますか?

A.合成洗剤を使い続けると黒ズミが早まり、木製品の寿命が短くなります。
使用後はたわし(棕櫚のたわしがおすすめ)に粉末クレンザーをかけて洗うのがおすすめです。しっかりとすすいだ後は直射日光の当たらない風通しのよい場所で陰干ししてください。また、消毒用アルコールを吹きかけることで黒ズミやカビを未然に防ぐことができます。

Q.せいろは洗わない方がいいって聞いたけど?

A.洗わないことを基本としているメーカーもございますが、“洗うことによって壊れてしまうから”という理由もあるようです。 山一のせいろは日本製で職人が丁寧にしっかりと作り上げておりますので、洗って壊れるようなことはございません。 実際にせいろの作り手に尋ねたところ、やはり「洗った方がよい」との回答でした。

Q.電子レンジや食器洗い乾燥機は使えますか?

A.山一のせいろは天然木を使用しておりますので、電子レンジ・食器洗い乾燥機はご使用になれません。

Q.木ヤニがでてきましたが、どうすればキレイになるでしょうか?

A.質や気候・保管条件によっては、天然樹脂で粘着性があるヤニが発生することがあります。天然樹脂は、香りや光沢を保ち木自身の保存性を高める効果があり、人体には無害です。気になる場合は、市販のエタノール等で拭き取ってください。

8. せいろを使ったレシピ

茶碗蒸し

茶碗蒸し

① 鍋にたっぷりの湯を沸かす。
ボウルに卵を溶き、白だしと水を加えて混ぜ、ザルなどで漉す。

② 器に具材を入れ、上から卵を流し込む。

③ 器をせいろに入れて蓋をする。湯気の上がった鍋にせいろを乗せ、強火で2分、弱火で15分程蒸す。揺すると卵液がゆらゆらするくらいにやわらかく固まったら出来あがり。

シュウマイ

シュウマイ

① 鍋にたっぷりの湯を沸かす。
ひき肉に玉ねぎと生姜みじん切り、片栗粉と調味料すべてを加え、よく混ぜる。

② シュウマイの皮で肉だねを包む。

③ せいろに野菜の葉もしくはクッキングシートを敷き、シュウマイ同士がくっつかないように並べる。

④ 蓋をして湯気の上がった鍋にせいろを乗せ、強火で8~10分蒸し、火が通ったら出来あがり。

中華おこわ

中華おこわ

① もち米は洗い、1時間程水に浸けておく。
鍋にたっぷりの湯を沸かす。
具材を食べやすい大きさに切る。

② フライパンにごま油を熱し、具材を炒める。水気を切ったもち米と調味料も加えて、水気がなくなるまで炒める。

③ せいろに濡らした蒸し布を敷き、2を入れる。

④ 蓋をして湯気の上がった鍋にせいろを乗せ、強火で20分程蒸したら出来あがり。