【2024年版】 猫砂の選び方 | 猫砂を比較してみました。

猫砂 比較

皆様は猫砂をどのような基準で選んでいますか?

これから猫を飼い始める方はもちろん、何十年以上も一緒に生活されている方も、数ある猫砂から本当に良い猫砂を探しているかと思います。

本当に良い猫砂と書きましたが、それは一体どんな猫砂なのでしょう?

本当に良い猫砂とは
  • 第一は猫の健康を害さないこと
  • 糞尿の処理や掃除等、飼い主の負担を軽減し、猫との生活をより良くするもの

こんな猫砂があれば良いのになぁと思い、猫砂について書かれている本や論文、報告書、ネットの情報、メーカーやペット用品関係者等からのヒアリング等で情報を集めてみました。

1. 健康を害さない猫砂とは?

  • オシッコやウンチをするときに泌尿器が接触する場合があるため、細菌等が繁殖しずらいもの
  • 猫はグルーミングで手足を含め体を舐めるため、摂取しても問題のないもの
  • 砂があわないと猫がトイレを使わなかったり、我慢してトイレ以外の場所に粗相してしまうこともあるため、猫が好きな形状、感触のもの

2. 飼い主の負担を軽減し、猫との生活をより良くする猫砂とは?

  • オシッコやウンチの後始末が簡単にできるもの
  • お買い物のときや砂の補充時に重くなく、取り扱いやすいもの
  • お掃除の回数が少なくなるよう、飛び散りが少ないもの
  • 消臭力が高く、特にオシッコのニオイが気にならないもの

3. 猫が好きな猫砂の形状や感触とは?

猫の起源は、中東の砂漠などに生息していたリビアヤマネコであることが判明しており、砂漠の砂に近い猫砂を好むようです。

1998年に出された論文データには、
“固まる砂で、手触りが固く、粒が小さく、重い、無臭、脱臭能のある猫砂が好まれることが示された。”とあります。

【出典:酪農学園大学獣医学部「猫が好む排泄用砂および排泄箱」(1998年11月27日受理)より】

「全ての猫が好きな猫砂の形状」とはなりませんが、猫砂選びのひとつの目安となるのではないでしょうか。

4. 猫砂の素材毎の長所と短所

ベントナイト系

ベントナイト

固まるタイプの猫砂です。
ベントナイト鉱石が原料で、水を含むと膨らむ性質があります。

長所
  • ガッチリと固まるので使用済みの猫砂だけを取り除くことができる
  • 安価な製品が多く、コストパフォーマンスに優れている
短所
  • 鉱物のため燃えるゴミでの処理ができない(自治体によっては可)
  • 粒は小さめのものがほとんどで、固く重量がある

埃がたちやすいため、微粉塵を吸い込んでしまったり、グルーミングの際に手足に付着した砂を舐めて体内に取り込んでしまった場合、重篤な状態になった例が報告されています。

『ベントナイトの猫砂を食べてしまった猫が、嗜眠(しみん)と筋肉衰弱、低カリウム血症と重度貧血をおこした』との報告もあります。

【出典:アメリカの毒管理センター「ベントナイト猫砂を摂取した疑いのある猫のベントナイト毒素症」より】

この報告は、猫砂を日常的に食べていたために起こったものですが、少量とはいえ吸い込んでしまったり食べてしまったりした場合を考えると、積極的に使用するべきか迷うところです。

シリカゲル系

シリカゲル

ほとんどは固まらないタイプの猫砂です。
乾燥剤に使われることの多い素材で、二酸化ケイ素からできています。

長所
  • 消臭効果が非常に高い
  • ペットシートと併用のため、トイレ掃除の手間があまり掛からない
短所
  • 長期間使用すると独特の臭気が発生することがある
  • 鉱物のため燃えるゴミでの処理ができない(自治体によっては可)
  • 水分のあるものに付着する性質があるので、小さい粒や欠片が目に貼り付いてこすると最悪の場合で失明、腸壁などに貼り付くと潰瘍の危険性がある
  • 他の猫砂に比べ、高価な製品が多い

紙系

紙

ほとんどは固まるタイプの猫砂です。
多くはトイレに流すことが可能なので、取り扱いやすいのが特長です。

長所
  • 非常に軽いものが多いため、飼い主の取り扱いはラク
  • ほとんどの製品がトイレに流して廃棄できる
短所
  • 軽いため飛び散りやすく、ほこりっぽくなることもある
  • 原材料の紙はバージンパルプではない場合がほとんどで、リサイクル用の紙が使われており、その紙自体の漂白や脱臭のため薬品を使用している
  • 加工時に化学合成品である粘化剤・凝固剤・消臭剤等が添加される
  • 吸水ポリマーを使用したものが稀にあり、猫の体内に入ると唾液や胃液を吸収しし膨張する。それが蓄積すると消化器系に深刻なダメージを受ける可能性がある

おから系

おから

ほとんどが固まるタイプの猫砂です。
大豆から豆乳を絞ったあとの搾りかすであるおからを使用しています。

長所
  • 食物から作られているので安心して使える
  • 安価なものが多く、ほとんどがトイレに流せる
短所
  • 凝固剤はコーンスターチや澱粉のものが多く、ゆるやかに固まるものが多い
  • 化学合成品である凝固剤や消臭剤等が添加されている場合がある
  • アンモニア臭とおからの臭いが混合され、独特の悪臭がでる場合がある
  • 防腐剤を使用しているものもある

木系

木

固まるタイプも固まらないタイプもある猫砂です。

長所
  • 軽く、消臭性があり、燃えるゴミとしてだせる
  • 植物性100%のものであればそのまま土に還すこともできる
短所
  • 木系の猫砂を謳っている場合でも、凝固剤としてベントナイトを使っている商品もあるので注意が必要
    *ある商品は木系40%・ベントナイト60%でも「木系」を謳い販売していました。
  • 比較的軽いため散らばりやすく、ほこりっぽくなりやすい
  • 固まり方はベントナイト系に比べてゆるやか
  • 木に含まれるフィトンチッド等を消臭剤としている場合もありますが、化学合成品である消臭剤や凝固剤等が添加されている場合もある

いかがでしょうか。

特定の商品ではなく、あくまで一般的な猫砂の素材毎に特長や欠点をまとめてみましたが、わかりやすいように表にしました。

猫砂 比較表

どの猫砂も一長一短があるため、一概にどの猫砂が良いのか判断することは難しいのではないでしょうか。

色々な素材と各メーカー毎の特色やバリエーションがあるため、ご自身の生活と猫にとって良い猫砂をみつけることは容易ではないと思います。

安心で安全な猫砂を求めているのか?
なにより手軽に取り扱える猫砂を求めているのか?

答えは人それぞれだと思いますし、どの選択が正解でそれ以外は間違い等と申し上げるつもりもありません。

ただ、「猫砂に何を求めるか」を考える一助になれば嬉しいです。

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